20161220

空白期間の出来事を書き切ろうとして成功した試しがない。今日のことだけ書く。

 

バイトで運用していたシステムが事実上の中止となり、深夜に開発仲間のNNから悲痛なラインが届いた。数回ラインを交わした後に諦めて電話を掛けた。文面で慰めるのには限界があった。

今回の件の原因はいくつか考えられた。だがそのひとつのきっかけはシステムの致命的な不具合で、それはNNのミスである可能性が非常に高かった。この事件で事務や社員に多くの雑用を強制することになった。彼女はそのことに酷く罪悪感を感じていた。

こういう時どう言葉をかければ良いのか見当もつかなかった。NNの失敗が今回の件の一因だったのは最早否定し切れない事実だった。それに彼女への怒りもないわけではない。手放しに「あなたは悪くない」と慰めることは私には不可能だった。例えそれができたとしても、ペラッペラの紙のような言葉はすぐ看破されるだろう。それを覚悟の上やるべきだったのか。はたまた別の策があるのか。今でも正解はわからない。

一通り話した後は延々と無駄話をしていた。得体の知れないものが怖いだとかポケモン新作の話とかNN家の話とか双子の話とか云々。なんだかんだで元気になったようだった。良かった。話し過ぎて充電が切れて通話が終わった。2時間半以上もしていたらしい。流石に驚いた。風呂は諦めて飯食って寝た。

 

友人と絶望的に話が噛み合わなかった。原因は明らかにあちらにあった。会話の返しが悉く言葉足らずで日本語として成立していなかった(会話をする気がないのを悟るべきではあったかも知れない)。だからこちらもそのことを嫌味を込めて指摘すると向こうが露骨に機嫌が悪くなり、以降まともに話せる空気でなくなった。彼は悪いやつではないがどうにもうまくいかないことが多かった。もう二度とこいつと口を聞くものかと心に決めてその場を去った。

図書館に集まって課題を消化してる時もそいつには話しかけずにいた。すると向こうから突然謝ってきた。その時はまだ自分は悪くないと信じていたためこちらからは謝らなかった。だがどうだろう。私にも非があるのだろうか。経験上これが謝るべき事態な気はしている。だが気持ちが追いつかない。向こうが話したがらないのを察するべきだったのか、言葉足らずなのをうざったく指摘したのが悪いのか。ただ彼も話したくないならそう素直に言えば良かったし、そもそも向こうが

 

なんか自分にも非があるような気がしてきた。気持ちが追いついてきた。今度一言言っとこう。

20161120

一度止まるとずーっと止まるのうんちっちって感じ

 

学祭は結局女子1人が抜けて代わりに男が1人入った。悲しい。なんだかんだ言って結局は「両手に花」をやってみたかったのだろう。自分の面倒臭さに嫌気がさす。

 

NNと服装が完全一致してビビった。まさか異性とファッションが被るとは思わなかった。この先もあるか分からない。急遽参加したYに「お似合いですね」とめっちゃ煽られた。いや好きで被せた訳じゃないねん。貴重な経験をしたのは間違いないがただ気まずさだけ募った。NNはあんまり気にしてなかった。

 

同級生がやってる店を回ったりした。ぶっちゃけ可愛い女の子を連れ回してる優越感があった。

 

回った後はNNの希望でタップダンスを見た。知り合いが踊るらしかった。なんか音楽と足のリズムがあってないようなやつがあって辛かった。ただ上手くマッチしてるやつは最高に良かった。

 

その後暇になったのでポーカーをしに行った。あんまかっこ悪いとこを見せたくなかったが、奇跡的にバカ勝ちして景品(缶一本だけど)まで貰った。脳が弾けるかと思った。完全に味をしめた。ポーカーをやりたがってるやつもいたのでチップ購入も検討したい。

 

回るところが無くなったので学祭を抜けた。まだ時間はあったのでダーツビリヤードをした。なんか普通に負けて萎えた。NNがトリプル20入れまくっててやべえって感じ。

20161116

研究室分け発表の日だった。定員越えした場合調整が行われる可能性があるとのことだったので遅刻しないように家を出た。5分遅刻で滑り込んだ。

 

第一志望の研究室に内定した。定員4人のところ2人しかいなかった。同期のやつは数学ができる良さげなやつで安心した。ここで数学力0のバカとくっつけられたらたまったもんじゃなかった。

 

働いた。

システムの方は大方使えそうだったので室長に報告した。相方にも一言伝えたかったが時間がなかった。

今回の件は結局計画性のなかったの一点に尽きる。これは趣味でやってることとは違う。そのことが分かってなかった。

 

後輩からめっちゃ弄られた。いや後輩だけでなく全員から弄られた。煽られないよりはいいのか……?

 

日曜のことをNNと話した。なんかノリノリだった。結局メンツは3人になりそうだった。辛い。

20161115

サークルの手伝いで文系のキャンパスに行った。来るのは受験の時以来になる。場所が全く分からず20分弱迷った。

キャンパスに入ったところでバイトの後輩を見つけた。可愛い女子を連れていた。これは遭遇してはいけないやつだろうと思いすぐに逃げた。しかし集合場所を探して彷徨っているとまた遭遇してしまった。気まずかったので適当に挨拶をして逃走した。

自分に任された作業は運び込まれたボードゲームを教室まで移動することだった。数回往復して作業自体は割とすぐ終わった。

作業中キャンパスを歩いていると如何にも「文系のウェイ」という風な会話が聞こえて来て、それを「"原住民"の生の声を聞いてしまった……」と誰かが言ったのが面白かった。パクっていきたい。

作業後は二郎が夜営業が始まるまで教室で時間を潰した。ゲームに混ざりたかったがルールの分からないものだったためできなかった。疎外感だけがあった。皆がゲームをしているのを外野でぼうっと眺めているのがこれほど苦痛だとは思わなかった。

物申したかった。もちろん自分がルールを知らないのが悪いし、我儘でしかないことも承知だった。けれど、1人を仲間外れにするような選択肢を普通とるだろうか。少しくらい私の思いも汲んで欲しかった。

しかし私も人の事は言えない。バイトで先輩たちが作業している中やることが分からずに持て余してる後輩も同じような気持ちなのだろう。結局私もサークルの彼らと同じことをしているのだ。反省せねば。

 

バイト先で作ってるシステムで行き詰っているところが解決した。久し振りに「生」を実感した。こういった喜びを享受するにはどう生きればいいんだろう。

20161111

昼に買い物に行きたかったので早起きした。休みの日に早起きできたのはいつ振りだろうか……。

 

研究室希望書の提出日だった。書くべきことは全て書いた。あとは提出するのみだった。

第一志望の研究室を訪問するも教授は不在だった。自分のやりたい分野をセミナーで取り扱ってもらえるか、最後に確認を取りたかったのだ。研究室見学に来たときは何に興味があるのか自分でも分からず、その質問をすることすらできなかった。この二週間自分なりに考えて、色んな教授に相談して、今なら「これをやりたい」と自信をもって言える。この決意を思わぬところで挫かれたくなかった。だが、確認を取ることは叶わなかった。

とはいえ参考書にはしっかりその分野の本を挙げているので大丈夫だろう。万が一ダメなら……いや今は万が一なんて考えられない。大丈夫、きっと大丈夫だ。

 

調査書を提出後、買い物に行く予定だったが、色々悩んでいたら時間が無くなってしまい、月曜日に延期になった。

 

八時くらいまで図書館で時間を潰した。今日は友人の家でボードゲームをやる予定だった。数学やらなんやらの話をしながらダラダラしていた。

しかし急に家を提供してくれるはずの友人が開催を渋りだして解散となった。何なんだマジで。それなら買い物に行ったのに。本当に時間を無駄にしてしまった。

 

明日はバイトで面談らしい……萎える。

20161110

講義を生贄に自主休講を召喚。ターンエンドだぜ。

 

研究室見学に行く必要があったのでやむなく登校。

自分の興味のある分野が徐々に見えて来た。代数的位相幾何学をやりたいっぽい。だから周る予定だった微分幾何系の研究室にはあまり関心がなかった。モチベーションも低かった。しかし実際に見学に行くと色々と相談に乗ってもらえて為になった。自分の興味のある分野と教授の研究領域が必ずしも一致する必要はないらしい。代数トポロジーを研究してる教授がうちの大学にいないらしく進路に不安を覚えていたのでそれを聞いて安心できた。

 

その後別の教授にも話を聞きに行ったが、ただ苦痛だった。教授の話すこと自体はよく分かったし、自分の関心とも重なるところもあった。だが教授は話したいことを話さずにいられないたちらしく、一度口を開くと教授が満足するまで閉じられることはなかった。また私が何らかの反論だったり教授の意に沿わない発言をすると途端に微妙そうな顔になって話を元に戻された。こんなのものは会話ではない。それは聞き手の尊厳を徹底的に否定した先にある言葉の壁当てゲームだ。あなたは、そこにいますか?

 

帰宅して研究室志望理由書を書いて、明日は早いから寝ることにした。