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20170423

お菓子が部屋に溜まりつつある。最近お菓子を貰うことが増えた。貰っては部屋の片隅に放っている。さっさと食べれば良いのだが、どうにも勿体無いような気がして中々手をつけられない。放置されたお菓子たちが、今私の部屋のいたるところに散乱している。一番古いものは去年の6月、私の誕生日に後輩からもらったクッキーだ。確認はしていないが、間違いなく賞味期限切れだろう。

 

多分、何かものを貰う機会がこれまで少なかったからだろう。頻繁に何かを受け取っているのであれば「勿体無い」などと感じるはずもない。今まで人付き合いが乏しかった分の反動、そういうことだ。

 

お菓子の1つに目が止まった。去年バイトの忘年会で貰った「MVP賞」だった。これもだいぶ古い。賞味期限は……これを書き始めた時にはまだ無事だった筈だが、今はすでに切れてしまっている。明日にでも食べよう。

 

このMVP賞は私にとって間違いなく栄誉で、同時に屈辱だった。昨年度の私の活躍は、自己評価でもそれなりだったように思う。初年度のクズっぷりを考えれば飛躍的な進歩だった。その意味でこのMVPを受け取る権利自体はあるのかもしれない。だが、もし活躍を正当に評価すれば貰うべき人は別にいる。「チーフ」として働く同期が2人もいるのだ。彼らの働きぶりは私の比にならない。彼らではなく自分が受賞したのは、彼らが評価する側の立場であるからだ。この賞は、結局はまだ自分は「そちら側」であるという烙印だ。素直に喜べようか。

 

思うに、彼らは評価する側の立場に成るべくしてなった感がある。そして自分はなれずべくしてなれなかった。彼らと私、何が違うのか。どうすればそちらに行けるのか。分からない。