大学生活

流されるままに生きている。

大学生活の1/3が終わろうとしている。この間に私は何を成したのだろうか。ない。そんなものはない。何もしていない。何もしてないのだ。入学当初は陸上頑張るだとかアクチュアリーの勉強をするとかポケモン極めるとか目標を掲げていたくせにこの有様だ。ただ学校行って、バイト行って、課題やって、バイト行って、バイト行って。それで終わり。与えられたノルマをこなし続けるだけの日々。こんな大学生活でいいのか。あと数年もすれば仕事を淡々とこなすだけの生活に嫌でもぶち込まれるのだ。なのに、その前の最後の機会をどぶに捨てている。最高の無駄使いだ。


とにかく時間がない。授業を取りすぎた。今期は勉強料と思ってこなす。来期は減らそう。バイトも減らそう。こんなの体験版だ。いつか必ず届く製品版が来るまでの、ただの体験版だ。お試し品に本気になってどうする。エッセンスを味わえればいい。ああ、働くってこういうことなんだ。それで十分だ。


今しかできないことが沢山ある。やりたいことが山程ある。今は人生の夏休みだ。毎日好きなことをして、色んなところに遊びに行って、いっぱい思い出を作って、最後の三日間で宿題を無理矢理消化して、9月1日に始業式を迎える。それでいいじゃないか。


自らを解き放て。